ZN6の足回りの交換をするため、今回はノーマル時の足回りの数値を書かせていただきました。
数値は私が計測できる限りでしているものなので、必要な情報が無いかも知れませんが、ご了承下さい。
車両明細
4BA-ZN6
GT-Limited Black Package
サスペンション形式(前)
マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション形式(後)
ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
タイヤサイズ(前後)
215/45R17 87W
ホイールサイズ(前後)
17×7.5J 5H/100 インセット48
地上からフェンダー、クォーターのタイヤアーチ上部間の長さ。
今回の車高調整の目安として純正状態のタイヤアーチ上部から地上までの距離を測定してみました。
社外の足回りを入れるとここの長さが変わり、車高が変化する事があります。
だいたいの足回り部品には説明書が入ってあり、取り付けに応じた車高ダウンの数値が入っていると思いますが、純正状態を計らずに社外サスペンションにしてしまい、純正部品取り付け状態の高さにしたい方は参考にしてください。
右前66.2cm 左前66.9cm
右後67.3cm 左後67.3cm
に、なります。
前側は重量物が多いせいか若干の差はありますが、誤差の範囲内ですね。
後ろ側は一緒の長さでした。
この長さを1cm長くすると、車高が1cm高くなるという計算です。
キャンバー角。
次にキャンバー角を測りました。
キャンバーとは簡潔に言うと車両が路面に設置している時のタイヤの角度ですね。
図で表すとこのような感じになります。
この角度は走行性能に大きく関わってくるので、足回りを交換する前にノーマルの角度を知っておけば、以前より角度をつけたかったり、キャンバー角はノーマルと同じくらいで良いなどの参考になります。
この工具CCKゲージというキャンバーなどを測定する工具です。
使い方の説明は省略させていただきます。
キャンバー角に関しては4輪とも
マイナス0.5度
になりました。ちなみに
ネガティブキャンバーがタイヤ上部よりタイヤ下部が外側に出ている状態です。角度の表記はマイナスになります。
逆にポジティブキャンバーはタイヤ下部よりタイヤ上部が外側に出ている状態になり、角度の表記はプラスになります。
ネガティブ、ポジティブキャンバーの特性については機会があれば紹介しようと思っています。
トーイン。
最後にトーインの角度を測りたいと思います。
トーとはタイヤを真上から見た状態のタイヤの向き(角度)の事を言います。
タイヤ前面よりタイヤ後面の方の距離が多いと「トーイン」といい、逆にタイヤ前面よりタイヤ後面の方の距離ぎ短いと「トーアウト」と言います。
トーに関してはざっくりと計測を行ったので誤差がある場合がありますので、あくまで参考程度に見てください。
前側 トー 0
後面 トー アウトに0.3
になりました。
以上で測定は終了になります。
純正の数値に戻したい方や基準値の比較に使いたい方の参考になれば幸いです。