ヒール&トゥーの練習は上手くいってますか?
今回はヒール&トゥーの仕方の種類とシチュエーションについて書いていきたいと思います。
ヒール&トゥーには大きく二種類に分けられます。
1つは王道の右足のつま先でブレーキペダルを踏み、踵でアクセルペダルを踏む方法です。
もう1つは右足の母指球付近ででブレーキペダルを踏み、小指球付近でアクセルペダルを踏む方法です
2種類の踏み方を踏み分ける理由
踏み分ける理由としては踏み込む力の使い方が違うと言うことになります。
まずヒール&トゥーその①はブレーキペダルを足の先全体で踏み込む事が出来るので、制動距離を短くしたいときなど強い制動力が必要な時に使用します。
例としてはホームストレートからの第1コーナーに入る前とかですね。
次にヒール&トゥーその②はブレーキペダルを母指球付近で踏む事により最低限の制動力しか必要無いときや細かいブレーキワークが必要なヒール&トゥーを使用するときなどに使用します。
例としては高速コーナー手前でシフトダウンだけでは制動力が足りない時とかですね。
私は街乗りでもたまに「その②」のヒール&トゥーをする事があります。もちろん街中でスピードを出している訳ではなく、街乗りのゆったりとした走行でもヒール&トゥーを必要とするシチュエーションがあったということです。
どちらのやり方が良いかというと…
私としては「どちらも習得した方が良い」と思います。
なぜなら両方ともサーキットで使う機会が多いからです。
あとサーキットでは走り方の選択肢が多い方がタイムを縮める上で重要な事だと思います。
注意!!!
いつもの事ですがヒール&トゥーの練習は廻りに迷惑をかけない様に練習してください。
何回練習しても上手くいかない時はアクセルワークとブレーキの練習をしてから再挑戦してみるのも上達の近道かも知れません。